【いつか終わる夢ー22】
「いいか、
落ち着いてよく聞くんだ
実はその日、
君の血液から
異常が発覚したんだ」
「血液って…」
「献血だよ。
君…
あの子が診察されてる間
献血受けていたろ?」
あ……
そう言えばそうだ。
医師は続けて話す。
「その血液から、
君の病気が発覚したんだ
今日運ばれたのも、
それが原因だ」
………
なんか信じられない話だ
自分が病気…?
そんなまさか…
「先生……
俺は…
いや僕はなんの
病気なんです…?」
そう言う朋樹に、
医師はカルテに示された
血液数値の欄を指差して
見せた。
「君は血液の難病に
冒されている。
状況はかなり深刻だ」
血液?
難病?
そのカルテの
血液数値を見ても、
知識のない朋樹には
何なのかよく分からない
「それって……
治るんですよね?」
医師は縦ではなく、
横に顔を振る。
「残念だが……
難病は治らない…
君の寿命も迫っている…」
「いいか、
落ち着いてよく聞くんだ
実はその日、
君の血液から
異常が発覚したんだ」
「血液って…」
「献血だよ。
君…
あの子が診察されてる間
献血受けていたろ?」
あ……
そう言えばそうだ。
医師は続けて話す。
「その血液から、
君の病気が発覚したんだ
今日運ばれたのも、
それが原因だ」
………
なんか信じられない話だ
自分が病気…?
そんなまさか…
「先生……
俺は…
いや僕はなんの
病気なんです…?」
そう言う朋樹に、
医師はカルテに示された
血液数値の欄を指差して
見せた。
「君は血液の難病に
冒されている。
状況はかなり深刻だ」
血液?
難病?
そのカルテの
血液数値を見ても、
知識のない朋樹には
何なのかよく分からない
「それって……
治るんですよね?」
医師は縦ではなく、
横に顔を振る。
「残念だが……
難病は治らない…
君の寿命も迫っている…」



