【いつか終わる夢ー18】


次の瞬間、
光景は全く真逆になる。







白……?








目の前には
白いパネルが見えている







これは、天井?







自分の状況を理解し、
ハッとして起き上がる。







白いベットに寝かされ、
見たところ
ここは病院のようだ。







「あ、気づきました?!
今、両親を
呼んできますので
待っていてくださいね」








…どう見ても
看護婦の人が
朋樹に声をかけ、
その場を後にした。







やはりここは病院。


よく分からないけど、
推測するに
俺は倒れたのか?








何で…?







後ろから
誰かに殴られた…?






にしては
タンコブもないし…






う~ん…







特に歩けないとかって
ワケじゃないので、
朋樹はベットから下りた







ん……ここは…







窓から外を見れば、
ここは以前千里を運んだ
あの病院だと気付く。







そりゃそうか…

あの駅で倒れたなら
一番デカい病院は
ここか…







じゃあ、何で倒れた?







また同じことを
グルグル考えていたら、
朋樹の両親が部屋に
入ってきた