【いつか終わる夢ー15】


目の前には
ナイスボディの
お姉さんが
ホームに立っていた。







「う~ん95点!!
芦田!お前は?」







カズアキはお姉さんに
高得点を付けた!







「え…?
100点じゃないのかよ
そのマイナス5点は
なんなんだよ」







それを質問されると
カズアキは腕を組み
答えた。







「服の布地が多い」







「あ、成る程ね。
もっと肌を露出したのが
いいんだな」








「とゆうか
お前は何点なんだよ?」







カズアキに言われるまま
朋樹はジッと女性を
見つめた。







「う~ん…
まあ80点くらいに
しとくよ」







人に点数をつけるのは
良くないことだが、
こんな馬鹿げた会話も
男同士ならではの
楽しみだ。






女友達、
ましてや彼女に出来ない
会話だ。








「…にしても、
もう高校卒業かあ…
社会人になるなんて
信じられないよな」







そう言うカズアキは
自分の世界に入った
かのような
遠い目をしている。






「…とゆうか
お前専門学校だろ?」







「いや、だから芦田の
ことを話したんだよ。

お前がもう
社会人なんてさって」