ガチャ──



ドアを開くと―…


そこには愛しい人の姿が。





「―…み「実紅ちゃん！！」



俺の声を遮ったのは修夜。




彼氏より先に声を掛けるとは良い度胸してんじゃねえか。



バコッ──





「いてッッ！」



修夜の背中に蹴りをいれた。




そんなことを
知らない実紅と洸太は



「実紅ちゃん何で来たの？もしかして舜に会いたくなっちゃった？」


「…ち、違います」


「じゃあ何で来たの？」


「え…あ、その…」





なんて二人で話している。



ってか何で実紅が来てるかってぐらい普通分かんだろ？




だって今日は実紅との初デートする日。













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