洸太は玄関に向かうと いきなり、立ち止まった。 「……どうした?」 「お前…実紅ちゃんともう…」 「…なに?」 「実紅ちゃんとヤったの?」 バタン── ―――…… ――… ………は? って、洸太逃げた。 ってか "ヤった"って―… 普通んなこと聞くなっつーの。 まだやるわけねえだろ…? 「ってか言い逃げかよ…」 そう響き―… リビングのソファに横たわった。 .