女子生徒全員が寮に帰ったところで、選挙は行われた。






《レディクラ候補の女子生徒たちは今すぐ生徒会室に来なさい》





もうクラスの男子生徒たちは真っ白な紙に投票するレディクラ候補の名前を書き始めていた。




―――――…………



舜は、あたしに
書いてくれるのかな……?





もし他の人だったらどーする?


あたしじゃなかったらどーする?



泣くかな…あたし。



やっぱり好きな人には自分に入れてもらいたいよね―…。






あたしは静かに席を立ち生徒会室へと向かった…。











生徒会室は意外に近いところにあったのですぐに着いた。




カチャン


「失礼しまーす…」





するとレディクラ候補の人たちと生徒会本部の人たちが座っていた。




「……あなたは高畑実紅さん?」



「はい―…」



「なら、これで揃ったわ。
まずは、もーすぐ結果が出るから結果が出るまで待ってましょう」













あたしたちは

結果が出るまで約20分ほど生徒会室で待っていた。






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