「ぎぃやぁぁあああ!!!!」 ドアが開いた瞬間 実紅が俺に飛びついてきた。 「―……ッ?!」 ってか、こいつ… 格好が裸にタオルなんだけど… 「ゴッ―…ゴッ…ゴキブリィイイイイ!!!!??」 ゴキブリ―…? 俺は風呂場を見た。 ゴキブリが一匹ひっくり返って死んでいた。 「…死んでんじゃん」 「―…つ…潰したから」 ちゃっかり潰してんじゃん。 ってか―… こいつ――… マジ自分の格好 気付いてねえのかよ… 裸にタオルだぞ…? なんか胸当たってるし…。 まだ抱きついてるし…。 .