シファが立ち上がった。 「信じたくなければ信じなくてもいい。だけど、本気で呪いたいのなら、そのケータイに葉月ちゃんの名前を書いて送信しなさい。 どう?やってみる……?」 百合はしばらく考えた末、シファを見る。 「あたし……葵………、シファちゃんを信じるよ。」 「葵でいいよ………?」 「じゃ……葵ちゃんを信じる!葉月を呪う!」 「そう。でもね条件が2つあるの。」