その中から、髪の毛も服も白い女、ルーラと、髪の毛も服も黒い男、ロストンが現れた。 彼らは、天使と悪魔なのだ。 シファはルーラに青年の魂の珠を投げ渡した。 「ルーラ、ロストン。後はあなたたちに任せたわ。好きに殺りなさい…………。」 パシッとルーラは珠をキャッチすると、怪しげな笑みでルーラが笑う。