百合は号泣した。 「葉月が無事でよかったよ!!! あたし…あたし…尚輝も居なくなって、葉月まで居なくなっちゃったら……嫌だもん!!!!」 すると葉月が小さな声で、 「ありがとう……百合。あの……………悪いんだけど、腕………………痛い。」 百合はあたふたと謝った。 「あ゛っ!!!!!ゴメン!!!!」 百合は慌てて離した。