次の日、百合は泣きすぎて腫れてしまった目で、尚輝の葬式にクラス全員で向かった。 みんな出席番号順に並び、お焼香をあげた。 百合はお焼香をあげた後、尚輝の眠る棺の傍に行った。 尚輝の顔には傷は無かった。 百合は優しく尚輝の肌に触れてみた。 それは冷たくて、いつもの尚輝じゃ無かった。