ルーラとロストンが笑う。 「どう?痛いでしょ?この双六は普通のじゃないわ。一回休みとか、何マス戻るとか、進むとか付いてない。ただスタートしてゴールを目指すだけのゲームなの。」 「このくらい、あんたの友達も苦しんだってことだよ。反省しながら苦しみな?ま、ゴール目指して頑張れば?」 葉月はルーラ達を睨み付ける。