「あなたにとってのラストチャンスよ このゲームでゴールに行けば 生かしてあげる」 葉月がルーラに向かって叫ぶ 「ホントに?! あたし……まだ生きたいの…… 生きられるのなら、どんな遠くへ行ったっていい!!」 ルーラが笑いながら頷く 「一つ言うけど、 誰もゴールした人なんていないわ だから甘く見ないことよ」 葉月が首を傾げながら頷く