「本当に楽しかったんだ。 ……きっと一生の中で一番。 そんな時間をくれた水城に……感謝してるんだよ。 だから、自分を責めないで、他人に頼ってもいいんだよ? 恨んでなんかない。 傷ついたりなんかしてない。 感謝してるよ。」 そんな風に 思ってくれていた 恨まれてなんかなかった。 傷ついてなかった。 私が今まで背負ってきた十字架は 私が作った幻だった。