Gold Angel〜不良校のシンデレラ〜1





「んー……。じゃあオーダーお願い」


おっ!




あきらめたか?


『じゃあこちらのメニューからお選び下さい』


「キミを持ち帰りで」


『………は?』



―――グイッ!


訳の分からんことを言って私の腕を引っ張るナンパ男




『ちょっ……離せよ!』

「ヤダ〜♪てゆーかキミ、女の子でしょう?」




な、なんでバレた?



「だってキミ、街で見かけたことあるし」



あ……

私、買い物に行く時は今みたいな茶髪のカツラをかぶってたんだ…



族関係のヤツらに買い物邪魔されたくなかったから


それでバレたのか







私の腕を掴んでいるナンパ男の手を取ろうとするが取れない




クソッ!


やっぱり男の力には勝てねえよ



喧嘩ではパワーがない分、スピードでカバーしてたから





店の外に引っ張り出された





「さぁ、行こっか?」



キモ……






誰か………助けて…







「おい…。何してる」



この声………




後ろを振り向く








『し……んや…』