「み、つけ た…。」
え??
「やっと、みつけ、た…」
こ、この展開は…
「僕らの ア リ ス …」
ヒィーーーー!!!
幽霊!!絶対幽霊!!
「無理無理無理無理!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいいぃぃ!!!」
「なんだ。
寝坊助じゃねえか。」
寝坊助??
幽霊って寝たり
するわけ??
頭をフル回転させるが
全くわからず…
覚悟を決めて足元を
みることにしたが…
ギュウ
「ヒィーーーー!!!
い、いい加減に…!!」
やめて!!と言う言葉は
私の喉で飲み込まれた。
「ア、リス…??」
「か、………
可愛いーーー!!!」
足元には有り得ない程
可愛らしい
ネズミ耳の付いた
小さい女の子がいた。

