─ Alice ?─




「おや、白兎。お久しぶりですね。」



最後にあったのはいつだったか…

そんなことを思い出している間に白兎は『後でアリスが来るよ』と言い残し


ご機嫌な様子で歌いながら
部屋を出て行っていた。






「 ア リ ス が…来る ?」



ドクン




ドクン




私 の ア リ ス に …




「ディー!!ダム!!」


私は急いで双子を呼ぶ。


「「どうしたの?帽子屋。」」






「ハーブを森へ取りに行って
いただけますか??


今日はハーブティーにしましょうね。」





平然と 嘘 をつく。




アリスが来る。


私 の アリス が



ここ に クル 。





ならば歓迎いたしましょう。



そして
お茶会を開きましょう。



そう



あなた と 私 だけの




永遠 に 終わらない─