《 私 の ア リ ス 》 目の前の 《 紅 》い人は 感極まった様に そう告げる。 『 ア リ ス … 。 ああ、あぁああぁあ!! その美しい 蜂蜜色の髪 眩しい程に 真っ白な肌 奪いたくなるような 真っ赤で可憐な唇。 間違いなく 私の ア リ ス 。 このときをどれほど 待ち望んだことか… 嗚呼、アリス。 私だけの アリス。 さあ、共に イキマショウ ??』