うわっ俺かよ~。


今日はまだ学校までの道知らねーすーちゃんと一緒に学校に行くためしょうがなく鈴華の部屋へ行く。



「鈴華~起きてるか?」


「…。」


ドア越しに話しかけても無言。


ったく世話の焼けるペットだな~


「鈴華はいんぞ!!」


ガチャっとドアを開けると…。


ったく。この馬鹿犬っ


何となくは予想してたけど。


この馬鹿すーちゃんは、
ムニャムニャと気持ちよさそうに寝てやがった。



このやろ~。



「すーちゃん起きろ!」


「ん~ん。まだ眠い~」


すーちゃん。
いい加減起きないと襲うぜ??




まだ起きたくないと布団に潜るすーちゃん。


寝顔可愛いすぎる~


っていい加減起こさねーとなっ



「鈴華ー!!起きないとキスすんぞー!」



俺は大声で叫ぶと、



「うわっ!!竜!!
何で私の部屋に!?ってここ私の部屋ぢゃなーい。」


バサッと起き上がったかと思ったらいきなりキョロキョロと部屋を見渡しパニクっているすーちゃん。



コイツどんだけ馬鹿?



「あの~すーちゃん?
あなた今日から中條家でしょ~?」



「あっそっか。っでなんであんたがいんのよ!変態竜!」



出た。
ったくまぢで襲うぞ!


俺はイライラを押さえて
冷静に話した。



「お前な~人がせっかく寝坊したお前起こしにきてやったんだ!」



「へ?寝坊ってわあ~」


やっと状況を理解したのか慌てて起き出した。




ったく。しょーがーねぇの