属性選択画面を前に、消去法で決めることにした。

<属性か〜。いわゆるファンタジーってタイプのRPGな。

火ってーのは、なんだかありきたりだし、地ってーのは想像つかねーし。俺、泳げねーし、水はパス。風にしよう>



[風]を選択すると、次のメッセージが表示された


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アナタは風の使者になりました。
それでは、風の国へ案内します。
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[OK]ボタンを選択すると、ケータイ画面が明るく光り出した。どんどんと明るくなり、俺は眩しすぎる光に目を閉じた。