偽りの代償

贖罪?

そうだな・・俺はゆいへの贖罪への気持ちが強い、今でも忘れられず、誰にも渡したくないと思う・・そしてどんなに酷いことされてもそれは当然と思ってしまう・・


俺は君に酷いことしたから・・



「そうだな・・そうかもしれない、ゆいに簡単に許してもらうとは思えない、だから、ゆいの気の済むまで俺はどんなことも受け入れるつもりだから・・・」


「海君なんて嫌い!」


その言葉は胸に突き刺さる。





「・・・・」



「あなたなんて嫌い!」


「・・・・・」


「あなたを一生許さないから・・・」


ゆいは憎しみを込めて俺を見る。





けっこう辛いな・・・



「それでもいいさ・・俺はゆいが好きだ・・信じてくれるまで待ってるから・・・・」



「私が貴方を愛することは・・二度とないわ・・」




君の残酷な言葉を・・いつか想い出にできるだろうか・・・