偽りの代償

それからゆいのあきらかな我儘な願いにとことん付き合った。



送り迎えの呼び出し、デートのドタキャン。


歩くと変な目で見られるから、移動は車と言われ、俺はレンタカーを毎日のように借りた。



だがせっかく借りても、疲れたからとか大学のレポートで忙しいからと早く帰るといいだすし、いきたいと行っていた店を予約しても、ここは料理が身体に合わないといい、途中で帰るときあった。


どんなことをされても俺は受け入れるつもりだった・・・