君の隣で ーセンセイとアタシー



朝なにしてんだって思われても、俺たちは両想いだし

いずれは結婚するんだし

いいだろ?



そして俺は軽く触れるようにうっすら開いた唇にキスを落とした



「あ…」


なにか物足りない

もっとしてほしい


って表情の和奏

いや…違うか、俺が物足りなくて、もっともっとしたいんだ


でも、ほら…時間ってものは俺たちを無視して流れてく


今だって…
俺はベッドサイドの時計をチラリと見ると、すでに6:45だし



「和奏…もっとしたいけど…続きは後でな?」
と、時計を指差した



「っ!!」


和奏は我に返ったようにリビングに駆け込んでいった

俺は和奏の後を追うようにリビングに向かった


はぁ…こんなに幸せでいいのかな?