そして帰り道。 わたしはいつも未琉紅に送ってきてもらう。 甘えん坊だけど、ちゃんと男らしいとこ あんだな…。 って、毎回思う。 わたしの家の前まで来ると未琉紅は口を開いた。 「…分かってると思うけど俺、苺のこと好きなんだよな」 「へ?」 今、未琉紅がわたしを好きって言った?