未琉紅は結構甘えん坊。 二人っきりのときにしか見せない、特別な顔。 わたしは特別な未琉紅を見れるのが嬉しかった。 そして、そんな未琉紅にだんだん惹かれていったんだ。 「未~琉紅っ♪」 「おっ苺!遅ぇじゃん!すんげぇ待ったし」 未琉紅は毎日わたしを待っててくれる。 それが なにより嬉しかった。