君のそばに

委員会の話し合いの内容は各種目の振り分けについてで、思っていたより大変ではなかった。

私は、急いで来た割には妙にあっけない内容に愕然とした。


でも、こんなもんだろ。


そして、各クラスの体育祭委員にプリントが配られ、今日の委員会は終わった。



3日も部活を休んでいたため、私は急いで会議室を飛び出して美術室に向かうべく一目散に走り出した。

部長や皐月、怒ってるかな〜…。無断欠席したわけじゃないけど、何たって私は美術部の期待の星ですからっ!


………。

…自分で言っておいて、何だか虚しくなってくる…




そういえば、今日は生徒会はないみたいで、実春と清水さんはそのまま直帰するらしい。


でも心配だな…

2人の間には見えない壁…みたいな、

……何というか、…何かがあるんだよね…。
私には分からない何かが…。


でもさ、実春も何で教えてくれないんだろう?友達なのに水臭いじゃん。

実春に聞けない事を清水さんに聞くのも、何だかな〜…なんだよね…。


あ、そういうば、柚は知ってるのかな?
柚はその手の情報には敏感だよね。

明日聞いてみようかな。


部活の心配をしていた私の気持ちはいつの間にか2人を心配する気持ちに変わっていた。





でも、本当に心配しなくちゃいけないのは自分の事だなんて、


今の私には予想できるはずもなかった。