柚は毎回3位の座をキープしており、実春より下ということが許せないようだ。



「お〜…!目、こいつヤベェよ…!

…沙矢!ヘルプッ!ヘェルプーッ!!」



そんな柚の攻撃を軽やかに避けながら

実春は必死に私の名を呼んだ。




そんな、私に助けを求められても…困るんですけど…。






私がどうする事も出来ないでいると…



「バコンッ」



「!?」