君のそばに



明るく照らされた室内に2つの影。



それは

嘉賀くんと清水さんだった…。



他の人は帰っちゃったのかな?…でも何でこの2人が、いるの…。


嘉賀くんは椅子にもたれた状態で目をつむっている。

どうやら、眠っているみたい。



その様子を見つめる清水さん。



清水さんは、何を、してるんだろう。


私の心臓の音がドキンドキンッと大きく鳴り始める。




清水さんがゆっくりと嘉賀くんの傍に寄る。


そして小さく身を屈ませて、嘉賀くんの顔に自分の顔を近づける。



嘉賀くんの顔は軽く下を向いているため、隣に座る清水さんは、身を乗り出すように嘉賀くんの顔を覗き込む。







…いや…。


見たくない……。






私はそう強く思いながらも、目を覆うことはせず、

その1点へのみ視点が固まってしまったように目が離せなかった…。