私の目から、涙が零れた。

たった四行だけのラブレターなのに。

嬉しい。

まだ糸は、切れてなかったよ…。


「平っ」

涙と共に、後ろから抱きしめられた。

ーー…平に。


「永遠に、彩愛の愛を司ってもいいですか?」

そんなの、決まってるじゃない。

「嫌」

「…え゛っ」

「冗談よ!当たり前、いいに決まってんでしょーがっ」


四行だけのラブレター。

確かに、私の思いは届いてたね。


「平」

「永司だ…」

「永司、大好き」

「俺も」

幸せだよ。

私、とっても!


永司と居れば、永遠に。