すると急に肩を叩かれた 「何してんの?」 私の好きな声、大好きな声 もう何回目だろう 一人で妬いて 一人で拗ねて そしてその後に 俊輔に優しい声かけられるの ずるいよ、だから嫌いになれないんだよ 「…ばか」 思わず呟く 「えっ何がだよ?」 それは顔をしかめてる声 顔見なくても声で分かる もう君の事結構分かるんだよ そのくらい大好きなんだよ 「いい加減気付いてよ…」