あたしは無言で立ち上がる。 背中に怒りをしょって。 「じゃあな。 もう面も名前も割れたし。 メアドが無くてもまた会える。 俺が会おうと思えばな」 背後からドス黒い声が聞こえてきた。 もう真っ青だ。 今日は厄日に違いない。