星に願いを【短編小説】





力を込めて、

心を込めて、

一生懸命回したけど



ビクリとも動かなかった。




もう寿命なの─────?

お母さんの様にもう戻ってこないの────?




せめてもう一度聴きたかったのに....。

せめてもう一度お母さんに会いたかったのに....。





最後の力を振り絞っても

ゼンマイは二度と動かなかった。





何故か、全てが終わった気がした。