何度か行き詰めてやっと500点を超えた。

その時には山さんも500点を超えていた。

二人してダーツに行く機会も何度も作った。

目標は超えた。

そこで俺達は何故か1度熱が冷めてしまった。

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その頃には、俺達は高校三年。

文化祭で俺は御輿の制作責任者になり、忙しい日々を送っていた。

山さんはクラスの出し物の責任者になりすれ違いの日々。

気づいたときには進路の事で頭がいっぱい。

山さんは専門学校に進む事が決まっていた。

俺は進学か就職か未だに決めることができなかった。

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家で昼寝をしていたら電話が鳴った。

電話を取ってみると親戚の姉さんからの電話だった。

内容は自衛隊の人と結婚をするとのことだった。

その電話がきっかけであった。

俺は自衛隊にとりあえず進路を決めた。

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その後の学校生活はすれ違いの日々だった。

山さんは進学に向けて勉強の日々。

俺は自衛隊に入るために体力と知識を付ける事に追われる日々。

自分のことに追われ続け俺達はそのまま卒業した。