次の日の朝になった。 行きたくないと思っても、毎日朝は来る。 あまり眠れなかった。少し頭がズキズキしている。 駅にはやっぱり海斗の姿はなくて、一人で電車に乗り込む。 海斗ともう一度話をした方がいいのかもしれない。 笑って友達に戻れるようになりたい。 昨日の事は忘れよう。