追いかけようとした矢先ドアが閉まったから顔と頭を打った。



「いったぁぁぁぁあ……」


「歌恋大丈夫か!?」



「パパ…あれっ?」



「すげぇ音したけど……大丈夫か?」



ドアを開けたらうずくまってる歌恋が居た。









「私……















何してたの?」



「ん?頭打ったか?」



「頭?あぁ痛いかも……」


「おいおい大丈夫か!?」



「……」



おろおろしてる楓をボーッと見ていた。


「パパ…私…」



「悪いな…子離れしなきゃいけないって解ってんだけど…歌恋のしたいようにしな。崇と喧嘩したら速攻帰って来い。いいな?」



「何いってるの?」



「もし真樹が嫌だったら…「パパ…私は別に反対してないから。上手くいってくれれば私嬉しいから」



はにかむ様に笑った楓。



「んじゃぁ週末になっ♪くれぐれも別室だからな!!」


何が?と首を傾げてる歌恋。



仕事に戻った楓。



「別室って何?」



やっぱり。