「イケメンだったら付き合っちゃえ♪顔から始まる恋も有りかもよ?」



嫌だよ。



「結構イケメンだぜ?俳優の卵だからな…」



何それ?



「そぅ。楽しみだな…」



空返事を返した。
五郎の一言で温かくも冷たくもなる。



「何人かって何人なの?」



2・3人じゃないの?



「さぁ?俺は頼まれただけだから」



嫌だなぁ…。
帰りたい。




「着いた」



告白なんて初めてだから心の準“ガチャッ、キー”



苺ちゃん!?
空気読んでよね!



「ヤッパ辞め!歌恋「キャッ…」ヤッパリ無理!」



手を引かれ階段を降りた。


上からは「ちょっと〜」何て苺ちゃんの声が呆れた様に聞こえて来た。



「ハァハァ…ッ…ハァ」



一気に階段を降りたせいで上がった息。
死ぬ…。



「ハァハァなっ…ハァなん……なの…よハァハァ」



「ハハッ息切れすぎ♪」



コイツしばきたい




「だか「お前が好きだ」



「……」



はいっ?