部屋を出ていき隣の会議室に。



「楓?」


「崇か?」


「一人?」


「うん」


「歌恋が来てる」



「入ったらますぐない?」


「俺も居るし」



入った。


「歌恋〜。痩せた?何で電話出てくれなかった?」



「ごめんねちょっと熱出しちゃって。これ差し入れ食べて。パパこそ痩せちゃったじゃん」



「歌恋の顔見れたから大丈夫。明後日にはデビューシングル発売だし。これ聞いて♪感想頂戴」



久しぶりのパパは疲れ痩せてたけどちょっと楽しそうなパパだった。




「あっ、パジャマに着替えさせたの五郎?」


「まさか…!?楓チョッ…たんま。苺だよ!俺はゲロまみれの俺の服と歌恋の服洗ってたんだよ」




パパが楽しそうで何よりだ。