「事務所の社長様ともあろうお方が直々に公表ですか?」



「公表したって痛くも痒くもないは♪」



「じゃぁ、隠し子が居るってのは?」



それは…



「それは単なる風の噂だわ♪あの子に人を作れる訳がないもの。それより、君みたいな青い子美味しそうね♪お兄さんと少〜しだけ悪い事しな〜い?」



しゃっ社長!?
ジャケットの中に手を入れてる〜!?



「歌恋の前で止めてくんない?」



後ろから五郎が目隠しして抱き着いてきた。



「あんた、知ってるよ♪滝崎拓海でしょ?過去何回かお世話になったよね?」



「ちょっ…アンタは良いネタだったよ♪でも、今はアンタの相方だよ」



「僕?…ってか社長、何してんですか?」



パパが来ちゃった!



「楓の年齢バレちゃったから誘惑中」



「えっ!?…あれ?滝崎君だよね?高校一緒だった……○大の法学部うけたんだよね?僕も滑り止めで受けたんだけど第一志望の○○大受かってね…今何してるの?」



軽く相手を馬鹿にしてるパパ