膝の下に手を入れられ抱上げられリビングの椅子に下ろされた。



「真夏は好き嫌い無いから助かる♪」



“は”って何?
この数年間別の誰かと居たの?
零の手料理を食べてる人



「要らない。食べたくない」



涙がこぼれた



「真…夏?どうしたの」



せっかく、零と恋人になれたのに



「意地悪だったね今の言い方…たまにね弟がマンションに転がり込むんだよ、だから。禁欲生活だったって言ったよね?わからなかったみたいだね?」



指で涙を拭かれ又、ベッドに戻された。



「時間はたっぷり有るからたっぷり教え込む事にしようね♪」



もう無理



「大丈夫。なるようにしかならないから♪今もこれからも」











end