部活を引退して、私達と一緒に
過ごすことが増え、澪に対する
虐めは無くなった。

絶対に分かり合えると
思っていなかった澪と
今では仲良しで

この事に、一番驚いていたのは
浅緋だった。

澪は、仲良くなったばかりの頃
二人きりになった時、こっそり
私に言った。

『レイ、私、本当に先生の事は
 何とも思っていないから・・
 
 あの頃、虐めに合って
 むしゃくしゃしてたから
 レイや先生に・・・・・・

 ごめんなさい』

『謝らなくていいよ』

『先生とレイの事は、私
 最初から誰にも話すつもり
 は無かったの
 
 今でも、それは変わらない

 レイ、先生とその
 また以前のように・・・』