里穂はヤレヤレと眉を上げて、今度は反対にニカッと笑って見せた。 「仕事一筋のあんたもついに、やる気になったから、いやー!!良かった!!」 何が良かったのか、あたしは打って変わった里穂の態度は無視して 「そーゆう事だから、今度合コンの時は声掛けて」 あと一口の味噌汁をゴクンと飲み干した。