海宝堂2〜魔女の館〜

「ちょっと泳いでくる。何か聞けるかもしれないし。」

パーカーを岩に掛けた所でシーファの手が止まり、ガルとリュートの顔を見た。
その視線の意味に気づかず、そこにつっ立っていると、後ろからニーナに頭を叩かれた。

「バカ!水着じゃないのよ!察しなさいよそれくらいっ!」

ああ、そうか。リュートみたいに服で海に入るようなことはしないんだ。ということは…。
ガルがリュートの首根っこを掴んで、出てきた森にもどって行く。

「俺達は街でもう少し聞きこみをする。終わったら来てくれ。」

りょうかーい。とニーナが手を振りながら、2人の姿を森に消えるのを見送った。
シーファは中に着ていたチューブトップと下着姿になると、もう海に消えていた。