「ここだよ。おにいちゃーん。さっきのおねえちゃんだよー。」
商店から少し奥に入った家の前でローラが言うと、バタバタと音がしてドアが勢いよく開いた。
「ホントだ!
な!これがさっき話した人だよ」
目を輝かせるラックの後ろには友達らしき男の子が3人いて、どれも同じ様な目をシーファに向けていた。
ラックは興奮が収まらず、さっきの出来事を鼻息荒く話し始める。
ついには、さっきと同じのをもう1度見せてよ!ということになりそうだったので、シーファは慌てて貝殻を差し出す。
「ねえ!あの時、この貝殻のこと知りたいの?って聞いたよね?」
手の中の貝殻に視線を落として、ラックはうん、とうなずいた。
その貝殻は子供達の海岸でみつけたものらしい。
子供達の海岸というのは、代々子供が遊ぶのに使う、街から少し外れた場所にある海岸のことだ。
どこに行ってもそういう所はあるもので、ガル、リュート、ニーナも故郷にそういう場所があるし、シーファにだって、誰も知らない自分だけの場所というものがあった。
知らなかったと、ガルが言うと、誰にも秘密だから。とシーファは笑った。
商店から少し奥に入った家の前でローラが言うと、バタバタと音がしてドアが勢いよく開いた。
「ホントだ!
な!これがさっき話した人だよ」
目を輝かせるラックの後ろには友達らしき男の子が3人いて、どれも同じ様な目をシーファに向けていた。
ラックは興奮が収まらず、さっきの出来事を鼻息荒く話し始める。
ついには、さっきと同じのをもう1度見せてよ!ということになりそうだったので、シーファは慌てて貝殻を差し出す。
「ねえ!あの時、この貝殻のこと知りたいの?って聞いたよね?」
手の中の貝殻に視線を落として、ラックはうん、とうなずいた。
その貝殻は子供達の海岸でみつけたものらしい。
子供達の海岸というのは、代々子供が遊ぶのに使う、街から少し外れた場所にある海岸のことだ。
どこに行ってもそういう所はあるもので、ガル、リュート、ニーナも故郷にそういう場所があるし、シーファにだって、誰も知らない自分だけの場所というものがあった。
知らなかったと、ガルが言うと、誰にも秘密だから。とシーファは笑った。


