筋肉で固められた腕が首に食いこむ。すかさず、雷竜で攻撃を、と思うが、足で踏みつけられている。
もがいても、爪を立てても、離される事の無い腕がリュートの息を詰まらせる。
目の前が霞み、チカチカと光が飛び始める。
このまま意識を落とされたら、おしまいだ。
「くそっ…しゃー…ねぇ…」
朦朧とする意識の中、リュートは雷竜を強く握りしめると、次の瞬間、バンズの体が硬直し、リュートは下に落ちた。
「げぇほっ!あ~くそ~流石は雷竜、キくぅ~」
自分も電撃の餌食になることを覚悟の上で、さっきよりも強い電撃を流したのだ。
バンズの動きを止め、腕からは逃れることは出来たが、おかげで自分もしびれて、すぐには動けそうも無い。しかし、それはバンズも同じハズ…だが…
もがいても、爪を立てても、離される事の無い腕がリュートの息を詰まらせる。
目の前が霞み、チカチカと光が飛び始める。
このまま意識を落とされたら、おしまいだ。
「くそっ…しゃー…ねぇ…」
朦朧とする意識の中、リュートは雷竜を強く握りしめると、次の瞬間、バンズの体が硬直し、リュートは下に落ちた。
「げぇほっ!あ~くそ~流石は雷竜、キくぅ~」
自分も電撃の餌食になることを覚悟の上で、さっきよりも強い電撃を流したのだ。
バンズの動きを止め、腕からは逃れることは出来たが、おかげで自分もしびれて、すぐには動けそうも無い。しかし、それはバンズも同じハズ…だが…


