私は急いで準備した。 出掛ける前に将太の方を向くと、今日もケガしてる。 そして、ふとグローブを見ると、この前より少しボロボロになったような気がした。 「将太、ホントに最近大丈夫?グローブもこんなだし。」 心配だなぁ。 「何回も聞かないでよ。 さっさと行かないと遅れるよ。」 気になるけど、 将太がそう言うんだし、 信用しよう――。 「…うん。 今日でコンビニのバイト終わるからね。」 「分かってるって。」 将太の目は早く行けと言っているようだった。 「じゃあ、行ってきます。」