「うん。将太っていう小5の弟がいるの。」 「俺、将太君が羨ましいです。」 こんなこと言われたの初めて。 「何で? 将太にはいつもうるさいなぁとか言われてるんだよ。」 私はため息交じりに話した。 「こんなにいいお姉ちゃんがいたら、嬉しいに決まってるじゃないですか。」 和也君はハッキリと言い切った。 「そうかな?」 「絶対そうですよ。 俺は兄弟いないんで、いいなぁと思いますよ。」 そっかぁ。一人っ子なんだぁ。