「俺、折原先輩のこと好きなんです!」


…えっ!

そんな突然!?!?


「俺が中学の時、ここを通ったら働いてる先輩を見たんです。

その時、折原先輩に一目惚れしたんです。」


和也君は目を少しそらし、ハニカミながら言う。


「あの、気持ちは嬉しいんだけど、私付き合ってる人がいるの…。」


「今はそれでもいいんです。

いつか先輩に振り向いてもらえるように頑張りますから。」


和也君は笑顔で言い切った。


…うわ〜、なんかすごい子だなぁ。