「笑わなくてもぉ…。雄介君から、メールが来て…、だからさぁ…。」
いつもの理香はどこへやら、すごくもじもじしてて別人みたい。
私は笑いを堪えるのが大変だった。
こういう時、本当に乙女って感じになるよね、理香って。
「よかったじゃない。私もね、久しぶりに陸人に会えたんだ。」
そんな幸せそうな理香を見てたら、私もつい話したくなったんだ。
「いつ!?てか、さやかが自分から話すなんて珍しいじゃん!」
いつもの理香はすぐに戻ってきて、身を乗り出して聞いてくる。
あまりにもガン見してくるから、私は照れ笑いした。
「…金曜日の夜ね、帰ったら、陸人がいたの。びっくりしちゃった。」
「えっ、マジ!?連絡もなく?」
目を丸くして驚く理香。
「うん。少ししか会えなかったけどね。」
「ラブラブですなぁ~。」
理香は私の肩を指でツンツン突きながら、オヤジっぽく笑った。
「理香だって~。」
そう言って、私達は2人で笑いあったんだ。


