私は食べ終わると、食器の後片付けをした。
まだ早いけど、私は制服に着替えて学校に行く準備しよっと。
玄関に行くと、将太が出掛けるところだった。
「学校近いのにもう行くの?」
「うん。たまには早く行こうと思って。
あんまり声かけられなくてすみそうだから。」
これだけ早ければ本当に人いないだろうなと思い、ちょっとにんまり。
「何でこんな口うるさい姉ちゃんがモテるんだか?
じゃあ、行ってきます。」
何でこうつっかかること言うかな。
ちょっとイラッとする。
言いっぱなしで、将太はさっさと学校へ。
私も靴をはき、戸締まりをして学校へと向かった。


