―――そして、翌日の朝。
私は朝の爽やかな風を感じながら、学校の正門をくぐる。
「お、折原先輩、おはようございますっ!」
「おはよう。」
挨拶を男子生徒は顔を赤らめながら、横を通り過ぎて行った。
朝はいつもこんなことの繰り返し。
すると、誰かに右肩をたたかれた。
ん?何?
顔を右に向けた瞬間、ほっぺを指で押された。
こんなことをするのは、理香しかいない。
振り返れば照れながら笑う理香と岡田君が並んで立っていた。
「2人とも早速一緒に登校?おめでとうございます。」
私はにやけながらそう言った。
昨日、私は最後まで見届けなかったけど、もちろん2人は付き合うことになったそうだ。
あの後、理香から絵文字いっぱいの幸せそうなメールが来て、本当によかったなあって思った―――。


